絵を書く事が大好きだった少年が大人になり「星の王子様」と出会い二人の交流を深めていくというお話です。
主人公の「ぼく」はジャングルに住む生物を描く事が大好きでした。ある日ゾウを丸呑みした「ヘビ」を描き、大人に見せた所大人たちは気づいてくれませんでした。彼は絵描きをあきらめ飛行機のパイロットになりました。いつも一人ぼっちの彼。ある日エンジンの故障で砂漠に不時着し、ひとりさまよっているところに一人の少年があらわれ「ヒツジの絵を描いてほしい」と彼に頼みます。その少年が「星の王子さま」なのです、少しびっくりした彼でしたが少年の言うとおりヒツジの絵を描きました。その絵で色々とお話をする少年。自分は「星の王子様」だと明かし星での暮らしぶりを彼に語ります。バオバブがはえると困るから何とかして。星に小さな植物の種が飛んで来て花を咲かせた。その花はバラでおしゃべりが出来て自分にとってガールフレンドの様な存在とか友達のキツネくんのお話しなど。
「王子様」は話し方が上手で子供に読み聞かせる時とても言葉遣いの勉強にもなります。
別れ際の王子様の言葉にやさしさを感じます。